西陣せがわ

せがわの裂地 製品紹介

帯、和装バッグから洋服での普段使いの小物まで幅広い商品展開。攻めと守りの両方面から伝統技術をクリエイトする会社でありたいと考えております。

せがわの裂地

いつまでも失われない絹織物の輝き。

飛鳥〜奈良時代の遺品
正倉院の名物裂地の流れを基に受け継がれてきた “せがわの裂地”

西陣経錦織裂地とは?

西陣経錦織は西陣織伝統的工芸品指定を受けた織技法の中で最も歴史ある製織技法で、主に七・八世紀の飛鳥、奈良時代に織られていたと言われております。 製織の方式としては、現代の織物に多い緯糸(横糸)で紋様を織りなす物とは全く違い、数多くの経糸(縦糸)だけで地色と模様の部分を三重に組織して紋様を織りなす現代では大変珍しい織物です。

糸染め
糸染め

西陣織の定義「先染めの紋織物」なので、生糸の配色ごとに染上げする作業です。当社の製品は、主に6色の柄と地色1色で構成しております。

整経
整経

織物のコアとなるべき作業です。染上げた色糸を、1本1本柄は縞模様に並べていく作業です。糸数本数が多い織物だけに熟練の技がきらめく作業です。並べた色糸を機(はた)に取り付けるロール状の筒に巻き付けて完了です。

織

出来上がったロール状の色糸を1本1本経糸(たていと)と繋げて製織する行程です。5000本以上の経糸を順番に繋げる作業は50年以上のキャリアの持ち主でも半日はかかります。一本の糸切れでも即傷になりますので、片時も目を離せないデリケートな織物です。製織は伝統工芸品の指定品目でもありますので、現在も有杼織機を採用しております。

完成
完成

織りあがりました製品を職人の目で最終確認です。糸の浮きや織傷がないか確認して、修正できるところは直して完成です。このような手間のかかる織物ですが、リーズナブルな製品にも使用しております。

西陣経錦織裂地の特徴

西陣経錦織には、以下の特徴があります。

西陣経錦織裂地イメージ
  • 裏に糸がとおっていないため、裏地もリバーシブルで
    使用できます。
  • ほつれにくいため、少しの裂地でも利用できます。
  • 柔軟加工により絹のしなやかさを出す事が可能です。
  • 裂地に腰があるので折り紙感覚で使えます。(鶴を織ることができます。)
  • 模様は伝統的ですが、色が鮮やかなので和、洋どちらにもマッチします。色柄、数百種あり、使用するものにより使い分けができます。
  • 絹織物ですので使用している間に良い風合いが出ます。
  • 昔から伝わってきた柄が多いため、飽きがこない。

製品のご紹介

伝統を現代に生かす艶やかな伝統的工芸品の帯地を使用した西陣織絹織物・和小もの工芸品をご紹介いたします。

和小物

合切袋(中)

経錦織の裂地を利用した高級感ある袋物。
ペンケース

裂地

正倉院裂、法隆寺裂、等にみられる「経錦織」の伝統技法で織られた、オールシルク(金銀糸を除く)の織物。
バッグ・ポーチ

テーブルセンター

総縦糸5400本で模様を出した房まで絹の高級品。
カードケース

ボストン型小銭入れ

口が大きく開き中がよく見え、小物入れにも使用できる小銭入れです。
テーブルセンター

金封入れ

表面に経錦織裂地、裏面にも正絹の裏地を使った商品。使用後折りたたんでもシワになりにくいソフト芯タイプ。
帯

カードばさみ

便利なパスケースタイプ。ICOCAなどの非接触クレジットカードも1枚対応。名刺も入る便利なサイズです。
西陣せがわ裂地

ペンケース

がま口タイプのペンケース。内側がフェルトになっているのでメガネケースとしてもご利用いただけます。
干支物ギフト

数寄屋袋

名物裂地を使用した商品。当社オリジナルの内側お茶券ポケット付きでさらに便利に…。

ショッピング Shopping

オンラインショッピングについて、ご案内いたします。

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